名人さんに学ぶ
サロン会近くの小学校では総合的な学習で地域の「名人さん」に学ぶという取り組みをされていて、サロン会の仲間も「名人さん」に加えていただいています。
それも、平成28年度ですから、早4年目。
今回は、3人のろうのメンバーが小学3年生と交流をしました。
・覚えた手話で自己紹介をしよう
・ろうの人の生活を知ろう
・福祉機器を実際に体験してみよう
などなど、盛りだくさんでしたが、お友だちみんな、手話に目を向け話も聞いて、熱心にノートに書きこんでいました。
驚いたこと質問が多かったこと。
ろうの人からの直接の話から自然に感じたままに出た子どもたちの質問は、答えにも熱が入ります。
最後にろうの人から一言。
「自分たちは、地域で暮らしています。
どこか、買い物などで見かけたら、どうぞ肩をとんとんとたたいて声をかけてください。
あいさつの手話を忘れてもおじぎでわかります。
声をかけてくれることを待っています。」
この言葉が、社会に広まることを続けなくてはいけないと感じた一日となりました。
「一人ひとり自己紹介をします」
「行列ができてしまいました」
「みんなの笑顔が出せませんが、サロンのメンバーの表情から想像してください」
「また来てね」