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明日への扉


25日の開所式を控え、日曜日にはメンバー一人を除く全員が集まりました。 思えば、昨年の秋に代表の森田忠正さんが、 「自分がもしもできるなら頑張ってみたい。応援してくれる人がいればやれる。」 と、私たちに声をかけてくださいました。 そのとき交わした固い握手を今でも覚えています。 ただ、予算も勝算も見込めない新たな取り組みに、いったいどれくらいの力が集結するのかとても心配でした。 しかし、そこにたくさんのメンバーが集まりました。 メンバーの思いは、森田さんの思いをつないでいきたい、せっかくなら、その思いを社会の中に浸透させることで何かが変わるんじゃないか、私たちが変えていけるのでは、という「志」でした。 1月に会を発足。 はじめは、のんびり5月の連休明けにでも・・・くらいの気持ちでしかありませんでしたが、ひょんな事からオープンを前倒しし、4月25日となったのです。 サロンもなんとか形が整いました。これは私たちメンバーだけの動きでできたわけではありません。 計画も不十分なまま、ただただ私たちの思いを伝えたにもかかわらず、それに賛同して物件を貸してくださった大家さん。 自治会長さんにも大変お世話になっています。 そのほか、物心ともに私たちを支援してくださった方々、その数ははかりしれません。 4月から、「障害者差別解消法」という法律が施行されました。 世界の潮流により、日本も障害者に対し、より暮らしやすい社会の実現に向け取り組みを強化するものです。 しかし、何が差別かは個人によって様々で、法律によって定義するには限度があります。 つまり、それを理解するということは容易ではなく、法律ができたから社会が変わるわけではないのです。 障害者理解に限りませんが、それを進めるためには、想像力と実践力が大切です。 それを思うとき、サロンの役割の大きさを感じずにはいられません。 私たちの取り組みが社会の変化の一助となるように、社会の流れの中で一つの点となり未来につながれていけるよう、一歩を踏み出そうと思います。 これから、様々なことがあると思いますが、つねに自分たちの「志」を思うことで未来へバトンをつないでいこうと思います。 今後とも皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。 事務局 和田雅子

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